pixivのビジネス職向け2019春インターンに参加してきました!
こんにちは!
3年生、就活真っ只中のこうめです。
このnoteを見て下さっているあなたは、ピクシブインターンに興味がある、もしくはこれから参加予定の方なのではないでしょうか?
今回、こちら↓のインターンシップに参加した私の体験談を書いていきますので、参考になればと思います!
~目次~
1.きっかけ
2.初日
3.中間発表
4.最終発表
1.きっかけ
まずは参加の経緯から。
もともとユーザーでpixivファンだった私は、縁あって大学の先輩に今回のインターンを紹介して頂き、応募するに至りました!
IT・ビジネスの知識はほとんど無かった私ですが、チームでもの・ことづくりをすることが好きで、その熱意だけで面接に飛び込んでしまったのですが(笑)社員の皆さんは温かく受け止めてくださいました。
そして幸運にも、今回のインターンに参加させていただくことに。
※ちなみに、このインターンは選考に一切関係ありません!別に選考インターンが用意されているそう
2.初日
カラフルなオフィスにまた来られた!とテンションMAX状態から始まったインターン。
なんと、今回私が参加したビジネス開発コースは、社員さん2人とインターン生2人で一緒になって課題に取り組めるプログラムでした…!
な、なんて豪華な…!
初日は、主に座学に取り組みました。座学では、
・データ分析
・UXとは?
・pixivについての基礎知識と経済状況
について、社員さんが教えてくださいました。
そしてなんと、参考にとこちらの本も頂きました…!
ありがたや…
人々がハマるプロダクトのつくり方のノウハウが分かりやすくまとめられた非常に参考になる本でした。
そして、いよいよ今回のインターンの課題発表。
それは、「PIXIVのGDPを上げる」というものでした。
これは、単に売り上げを上げるということではなく、PIXIVのサービス全体の流通額を増やすということだそう。(FANBOX等、ユーザー間のお金のやり取りも含む)
この課題に取り組むため、社員さんのフィードバックも頂きながらブレインストリーミング形式でアイデアを出していきました。
その結果、今回は「ROM to ROM のコミュニケーションサービス(チャット)」を作ることになりました!
つまり、見る専の人たち同士がコミュニケーションできる場を作ろうということです。
ちなみにこの日、お昼には豪華なお弁当、夜はビュッフェ形式のディナーをオフィスで頂きました!至れり尽くせり…
写真はランチタイムの時に撮影したものです。
ニッチなコンテンツについて語り合いながら「それ通じるの!?」が飛び交う楽しい時間でした。オタクコンテンツは共通言語なんや…
そんなこんなで、初日は終了。
2日目以降は中間発表に向けて、「インセプションデッキ」など様々な開発の手法を教わりながら、まずは中間発表に向けて実際にこのサービスを形にしていくことに。
3.中間発表
中間発表では、初日に決めた「ROM同士のチャットサービス」を、実際にユーザーが使うことを想定するため、
・モックアップ(模型)を作る
・ユーザーストーリーをイラストで描く
・自らのオタクの経験を基に、想定ユーザーの1日のスケジュールを考える
・かかるコストや利益を試算する
などの作業を進めていきました。私は社員さんのご指導の下ユーザーストーリーを描いていたのですが、これがなかなか難しかったです…
ユーザー目線に立つことと、案を形にすることの難しさを実感しました。
そして迎えた中間発表。もう一人のインターン生が作成してくれたモックアップを使いながらのプレゼンテーションでした。
メンターの社員の皆様から細やかなフィードバックを頂き、
・色々な切り口がある中で、そのサービスが最適だという根拠は?
・アプリにするなら、インストールしてもらう手間というハードルをどう乗り越えるのか?
・本当にユーザー数を獲得できる証拠はあるのか?
といった、これまで見えていなかった問題が明らかに…
最終発表までには、ブラッシュアップしてこれらを解決する案を考えねば…とチームに緊張の波が走りました。
この辺りで、私は不安に襲われます。
一人だけ完全なWEB業界素人で知識も経験も足りない私は、分からないことだらけで発言などがあまりできておらず、プロジェクトに貢献できていないのではないか と…
そこで、この気持ちを打ち明け相談したところ、社員さんが「分からないところがあればslackにまとめてくれれば、後でまとめて答えるよ」と提案して下さいました…!
そのおかげで少しずつ発言もできるようになり、社員さんにも「チームの中でのバリューが上がってきたね」と声をかけていただけるようにもなりました!
(このように社員さんの手厚いサポートがあるので、私のような初心者の方でも安心ですよ!笑)
チームでものをつくる時には、ためらわず周囲と積極的にコミュニケーションをとったうえで、自分ができることを探していくことが大切だと改めて感じました!
そしていよいよ翌日からは、最終発表に向けてブラッシュアップをしていく段階に突入していきます。
4.最終発表
最終発表は、たくさんの社員さんに見てもらいながら行うことに。
緊張しながらも、中間発表で分かった三つの課題に対して、
・ユーザーの中でROM to ROMの層の割合が最も多く、GDP拡大に有力であるというデータの提示
・参入障壁を減らすため、プレミアム会員向けの付属サービスにする
・既存のサービスと比較・検討し、差別化
・ユーザーへのヒアリング結果を反映させた機能設計の追加
などの解決策を盛り込んだ提案をし、結果的に良い評価を頂きました!
「人を巻き込むプレゼン」について教えて下さり、何度も練習にお付き合い頂いた社員さんのおかげもあって、最終発表では私も少し貢献できた気がしました。
いつか、サービスが実現されればいいな…と願いつつ、無事6日間のインターンが終了。
最後は社員さんたちと居酒屋で打ち上げ。
普段、どういった信念をもってお仕事をされているのかということや、期間中にプロジェクト進行を外から見ていた感想など、包み隠さず教えていただきました!
また、期間中には人事の方と個人面談でなんでも聞ける環境をつくって頂いたり、
会ってみたい人とじっくりお話できるランチ会を設けて頂いたり、
ピクシブの機密情報たっぷり!な全体会議に参加させて頂いたりと…
世に星の数ほどインターンはあれど、こんなに豪華なインターンは他に無いと思います。
そして、お世話になった社員の皆様ともお別れの時間…
期間が長かったこともあり、そこから数日間は寂しさのあまりピクシブロスになってしまいました…笑
5.まとめ
最後に、この6日間を通して私が得られたと思うものをまとめます。
・ITへの知識(ちょっとだけ)と、興味関心
・「自分はどういった価値を人に提供できるorしたいのか?」という自己分析力
・「できない」ではなく、「できるには何が必要か」という目線
・チームでプロジェクトを進行することの難しさ、やりがいの実感
・ピクシブオフィスの雰囲気を肌で感じられた(チャイムが声優さんの萌えボイスだったり、オフィスにウイスキーザーバーやセグウェイがあったり、社員さん全員が何か一つのことを極めていらっしゃったりetc…)
・社会で働いている人たちの生の声を間近で聴くことができた
とにかく、ここには到底書ききれないくらいたくさんの「気づき」を得ることができました。
今回のインターンは、
「プロのノウハウを一番近くで盗める6日間!何をするかはあなた次第!」
というテーマ通り、プロである社員さんの本当に近くで(というか、一緒に作業しながら)プロジェクト進行のノウハウを学べ、
自分が知りたい!と思ったことは何でも聞ける贅沢な環境で過ごせた6日間でした。
もしあなたが今、ピクシブのインターンに参加したいと考えているなら、これだけは言えます。
得たいものはなんでも得られ、自分と仲間と全力で向き合える環境が用意されています。
ぜひ、一歩を踏み出してみてください。
最後に、6日間お世話になった社員の皆様と、一緒になって課題に取り組んだインターン生の後輩くん、本当にありがとうございました!